・転職した方がいい
・副業した方がいい
・投資した方がいい
・読書した方がいい
・運動した方がいい
・結婚した方がいい
・資格とった方がいい
・手に職つけた方がいい
etc…
電車のっても、SNS見ても、こんな広告で溢れてる。
これらは確かにやった方がいい。
やって損はない。
頑張ってたら周囲から褒められることすらある。
僕も投資の勉強したり、名著と言われる本を読み漁ってた時、だいたい褒められた。
けど一度立ち止まって考えたい。
人生において、それは本当に「やりたいこと」なんだろうか?
80年生きるとしたら、人生は4000週間で終わる。
10年はたったの500週間。
僕は今30歳だから、500週間経ったら40歳になる。
「あぁ、もう日曜か…」を500回繰り返したら40歳。
「やりたいこと」をやる体力も気力も、今よりは衰えているだろう。
やばい。やばすぎる。時間が足りなさすぎる。
人生の締切を真剣に意識した時、「やった方がいいこと」を全部やる時間なんてどこにもないことに気づく。
「やった方がいいこと」で毎日が埋め尽くされると、「やりたいこと」をやる時間がどんどん圧迫されてしまうんだ。
投資を学んで多少マネーリテラシーが高まった。
名著を読んで少し賢くなれた気がした。
「やった方がいいこと」をやると安心できた。
けど本当にやりたかった仕事ができなかった。
本当にやりたかった音楽ができなかった。
そんな後悔を抱えながら眠りにつく。
人が最期を迎える時に後悔するランキングぶっちぎり1位は、「自分の人生を生きなかったこと」だそう。
言い換えると、「他人の期待や社会の声に流されて、自分が本当にやりたいことから目を背けたこと」だそうな。
1日の後悔ならまだいい。取り返しがつく。
けど人生の最期まで、そんな後悔を抱えながら終わるのは絶対に嫌だ。
「やりたいこと」をやるのは不安だよ。
だって誰も保証してくれないもん。
反対されたり、バカにされることの方が多い。
けど「やりたいこと」をやって後悔することは絶対にない。
失敗して打ちのめされたとしても爽やかだ。
だから僕は「やりたいこと」をやる。
「やった方がいいこと」に逃げない。
「やり切ったわ〜!」と爽やかに最期を迎えにいくんだ。
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